『世界の一流は休日に何をしているのか』に学ぶ休み方と働き方

世界の一流は休日に何をしているのかを理解した人 マインドセット

「世界の一流は休日に何をしているのか?」

そんなふうに思ったことはありませんか?

休日をダラダラと過ごしてしまい、月曜日の朝に後悔したことがある人も多いと思います。
僕自身も「この時間をもっと有意義に使えないかな」と感じていたひとりです。

この記事では、越川慎司さんの著書『世界の一流は休日に何をしているのか』から得た学びと、
実際に僕が実践してきた休日の過ごし方を通して、「休み方」と「働き方」の関係性についてお伝えしていきます。

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世界の一流は「休日」に何をしているのか


一流はなぜ「休日の過ごし方」を重視するのか?

この本で印象的だったのは、**「休日は回復の時間だけでなく、自分を活かす時間」**という考え方。

一流の人たちは、休日をただ休むだけでなく、自分を整える“投資の時間”として活用していました。

一方で、日本では「平日はがむしゃらに働いて、週末は体力回復のために寝て過ごす」という人も多いですよね。
確かに、体の疲れは取れても、心や頭は休まらず、憂うつな気持ちで月曜日を迎えてしまうケースも少なくありません。

一流の人たちは休日に趣味・スポーツ・家族との時間・BBQなどを通じて、心身と脳をリフレッシュしています。

そして、そのチャージしたエネルギーを使って仕事にも集中し、成果を出す。
また成果を上げた分だけ、休日をもっと充実させる――。
そうしたポジティブなサイクルを生み出しているのです。

彼らは「どう働くか」よりも、「どう休日を過ごすか」を軸に働き方を考えています。
仕事ファーストではなく、休日ファーストという価値観。

この発想が、結果的に人生の豊かさへとつながっているのだと感じました。


「休み方」と「働き方」はつながっている|一流が実践する4つの習慣


① 締切効果でスケジュールを組む

休日に趣味の予定をあらかじめ入れておくことで、平日の仕事も逆算して動けるようになります。
本書では「締切効果(時間制限が集中力を高める)」が紹介されており、
あえて“自分の予定”を先に組むことで、業務時間の効率が自然と上がるといいます。


② 自己効力感を高めるには?

著者は、「自己肯定感」と「自己効力感」の違いを明確に示しています。
自己肯定感は「今の自分をそのまま受け入れる力」であり、他者との比較によって保たれることもある
一方で、**自己効力感は“他人と比較せず、自分の力を信じる感覚”**です。

たとえば「自分ならできる」「またやってみよう」と思える感覚。
それが行動のエネルギーとなり、次の挑戦にもつながっていきます。
この感覚は、小さな成功体験の積み重ねによって育まれるものだと、改めて実感しました。


③ 教養や挑戦を楽しむ

一流の人たちは、休日を「学び直し」や「自己投資」の時間に使っていました。
堅苦しい勉強ではなく、好奇心や興味に沿って、楽しみながら挑戦していくスタイルです。

僕自身も、ブログ執筆、釣り、料理などに取り組みながら、自然と学びを得ています。
最近では「瞑想」も習慣にしています。
思考がクリアになり、デジタルデトックスにもなっておすすめです。


④ 人とのつながりを育てる

本書では、休日は大切な人とのコミュニケーションを取ることも重要だと述べられています。
僕はこれまで、会社の人を自宅に招いてBBQを開くなど、プライベートな交流の場をつくることを意識してきました。

信頼関係は、仕事の中だけで築くものではありません。
休日の過ごし方次第で、人間関係の質は大きく変わる
これは実体験としてとても共感できた部分です。

また、多くの人と接する機会をつくることで、新たな価値観や教養を得ることもできます
自分ひとりでは得られない刺激や学びが、他者との交流によって自然に入ってくるのです。


僕がこの本から得た休日観の変化

読んでいて印象的だったのが、**「仕事は究極の暇つぶし」**という考え方です。

もちろんこれは、だらだら働くという意味ではありません。
「仕事に縛られすぎず、人生の主役は休日にある」という視点です。

今は、休日をより充実させるために働いているような感覚があります。
次の休みに何をしようか、どんな挑戦をしようか――。
そんなふうに考えることで、日々のモチベーションも自然と上がっています


まとめ 人生を豊かにする鍵は、休日の使い方にある

会社とは人生の一部であり、働くことがすべてではありません。

この本を通して、改めてそう感じました。
大切なのは、自分自身の人生をどう生きるかということ。

会社という狭い価値観に縛られず、あなた自身の「豊かさ」を大切にしてください。
他人と比べるのではなく、自分という唯一無二の存在を信じて、心から充実した休日を過ごしてみてください。

それが結果として、仕事の効率や人生の満足度を高める力にもなるはずです。

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