やりたい仕事の見つけ方がわからない…..
僕もかつて、そう感じて動けずにいたことがあります。
「好きなことを仕事にしたい」
「やりがいのある仕事に就きたい」
そう思うのは自然なことです。
でも転職を繰り返しながら僕が実感したのは、
やりたい仕事は“好き”だけじゃ見つからないということでした。
この記事では、
・僕の実体験をもとにやりたい仕事の見つけ方
・好きと得意、どちらを優先すべきか?というテーマについてお話します。
やりたい仕事が見つけられない理由
理想だけが先行してしまう
やりたい仕事を見つけようとすると、
どうしても「好きなこと」に意識が向きますよね。
僕もそうでした。
たとえば僕は、ゲームが大好きだったので、
「ゲームに関わる仕事もアリかも」と思ったことがあります。
でも、好きなことがすぐに仕事にできるわけじゃない。
「楽しい」と「仕事にできる」はまったくの別物でした。
好きなことは変わりやすい
好きなことは、環境や年齢によって変わります。
モチベーションの波も大きくなりやすいです。
僕もゲームは好きでしたが、
プログラミングができるわけでも、配信できるほど上手かったわけでもなく、あくまで趣味止まり。
もし仕事にしていたら、プレッシャーで嫌いになっていたかもしれません。
「好き」と「得意」は何が違うのか?
好きは感情、得意は再現性
「得意」は、繰り返してもうまくいく“再現性のある行動”です。
一方で「好き」は感情に近いもの。
僕は子どもの頃から料理を作るのが得意でした。
手先が器用で、工作の授業も好き。よく人に褒められていました。
こうした「得意なこと」は、自然と結果に結びつきます。
そして、仕事の現場でこそ発揮されやすいんです。
好きより得意を優先すべき理由
仕事は、他人に価値を提供するものです。
評価されるには、得意なことを活かす方がずっと有利です。
「得意=成果が出やすい=評価されやすい=モチベーションも上がる」
この循環が生まれたとき、働くことが一気に楽になります。
僕の実体験 好き×得意が重なった仕事に出会えた話
僕は今、食品の商品開発の仕事をしています。
料理を食べるのも、作るのも好き。
そして、手際よく作るのが得意でした。
商品開発では、味の組み合わせや繊細な味づくりが求められます。
外食の経験や料理の知識、味覚がそのまま役立っています。
まさに「好き × 得意」が重なった理想の仕事です。
でも、誰もが理想の仕事に出会えるわけじゃない
現実には、好きと得意がぴったり重なる仕事を見つけるのは簡単ではありません。
だからこそ、どちらかを選ぶ必要があるときは「得意」を選ぶべきなんです。
得意なことは、長く続けやすく、感情と違い変わりにくい。
それが評価につながり、生活も安定していきます。
得意なことを活かしたからこそ評価された話
製造職にいたころ、手作業のスピードや正確さをよく褒められました。
「自分では普通にやってるだけ」でも、周りから見れば“すごい”ことだったんです。
今の開発職でも、料理のスキルや味覚が活かされています。
得意なことを使って働くと、自分に無理がなく、自然に成果が出るようになります。
得意なことの見つける方法3選
1年ごとの振り返り自己分析
僕が最もおすすめする方法です。
幼少期から現在までを1年ごとに振り返って、
「褒められたこと」「うまくできたこと」を洗い出してみましょう。
得意なことは“未来”ではなく、“過去”の中に眠っている。
そう気づいてから、自己分析の視点が変わりました。
▼ 自己分析がうまくできないときは、こちらの記事も参考にしてみてください👇
→ 転職活動が不安すぎた僕を救った5つの習慣【実体験】
周囲の声を思い出す
友人・同僚・家族から「それ得意だね」と言われたことはありませんか?
自分では気づかない“強み”は、他人が教えてくれることもあります。
無意識に続けていることに注目する
「気づいたらいつもやってること」には、自然と得意が隠れています。
苦もなく続けられていることは、才能である可能性が高いです。
どうしても迷うときは心を整える時間も大切
得意なことを探そうとしても、疲れていたら思考が回りません。
転職活動中は、不安や焦りで動けなくなることもあります。
そんなときは、まず心を整えることが先決です。
▼ 僕がメンタルを保つために続けた習慣をまとめた記事です👇
→ 転職活動で一番大切なのはメンタル|僕が続けた3つの習慣
行動しても報われないと感じたら…
得意を活かす努力をしても、うまくいかない日もあります。
僕もそうでした。面接で落ち続けて、自信を失いかけた時期もありました。
でも、焦って無理に進まなくても大丈夫です。
自分のペースで進んでいい。止まっていい。
▼ 僕が本当にしんどかった時に救われた考え方はこちら👇
→ 転職活動に疲れたあなたへ──かつての僕が届けたいこと
まとめ やりたい仕事の見つけ方は“得意”に目を向けること
理想は「好き × 得意」が重なる仕事。
でも、それが見つからないなら、得意なことを優先すべきです。
得意は評価されやすく、安定した働き方にもつながります。
自分では気づけていないだけで、誰にでも必ず得意はあるはず。
小さな得意でいい。そこから働き方は変えられます。
やりたい仕事の見つけ方を知ったあなたが、次のステップに進めるよう応援しています。
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