事務職 未経験から転職を目指す人にとって、
「本当に自分でもできるのか…」という不安はつきものです。
僕も以前は製造職として働いていて、事務とはまったく関係のないキャリアを歩んでいました。
でも、あるきっかけから社内で事務作業に関わるようになりました。
その経験が、のちの転職で大きな強みとなったんです。
この記事では、
事務未経験だった僕が、社内でスキルを積んで転職成功につながった体験をお話しします。
未経験OKの事務職に強い転職エージェントを見る👇
第二新卒・既卒・フリーター向け|20代向け転職エージェント【Re就活エージェント】
未経験から事務職を目指す人が感じる不安とは?
事務職は「定時退社」「デスクワーク中心」というイメージから、人気のある職種です。
ただ、未経験からの転職はそう簡単ではありません。
企業側は「事務経験のある人材」を優先して採用する傾向があるからです。
そのため、未経験者にとって「どうやって経験を積むか」が大きな課題になります。
僕も当時、「パソコンが得意なわけでもないし、数字を扱う仕事は無理かも…」と自信が
ありませんでした。
そんな中で選んだのが、「社内で事務経験を積む」という選択肢です。
これは、転職活動を始める前にできる、最も現実的で効果的なステップだと今でも思っています。
製造職だった僕が、事務職へとキャリアを変えたきっかけ
以前の職場では、毎日製造現場で働いていました。
作業は体力的にもきつく、腰痛や腱鞘炎などの健康リスクも高い環境でした。
「この仕事を長く続けるのは難しいかもしれない」と感じ始めたときに、転機が訪れます。
事務職の社員が退職することになり、上司から「君に任せたい」と声をかけられました。
日頃の業務を真面目にこなしていたことが評価されてのことでした。
事務作業に関わることで、将来のキャリアの幅も広がる。
それに、転職時にアピールできる実績も一つ増えると思い、挑戦を決めました。
事務職未経験だった僕が社内で任された業務内容
異動後は、完全に事務中心の業務に変わりました。
僕が担当していたのは、次のような業務です。
・電話対応
・生産数や廃棄数のデータ整理とグラフ化
・会議資料の作成
・備品の発注管理
最初は戸惑うことも多かったですが、ExcelやWordの基本操作を学びながら、
少しずつ慣れていきました。
「できないから無理」と思わずに、「少しずつ慣れていく」という姿勢が大切だと、
このとき実感しました。
事務経験が転職にどう活きたのか
現在の職場では商品開発の仕事をしていますが、事務的な作業も多く含まれています。
たとえば次のような業務があります。
・原価計算
・試作内容の記録と報告書作成
・商品の立案資料の作成
・会議資料の準備
こうした作業は、
前職での事務経験があったからこそ、スムーズに対応できていると感じています。
転職活動中の面接でも、「事務作業を経験されているんですね」と評価されたことが
何度かありました。
企業はやはり、即戦力や柔軟性を重視しています。
事務職 未経験の人こそ、小さくても“経験”を持っておくことが、安心材料になると思います。
まとめ 未経験から事務職を目指すなら社内での経験が近道
未経験から事務職を目指すなら、転職活動の前に「今の職場で事務経験を積む」ことが
一番の近道です。
いきなり辞めてチャレンジするのではなく、
まずは今の環境の中でできることを探してみましょう。
社内異動や一部の業務を担当するだけでも、立派な実務経験になります。
「事務職って自分に向いてるのか分からない」と思っている人こそ、
まずは社内で“触れてみる”のがおすすめです。
その経験が、きっと未来のあなたの武器になるはずです。