職務経歴書の自己PRの書き方 初心者も安心の具体例付き

職務経歴書の自己PRの書き方を示した書類 職務経歴書

職務経歴書の自己PRの書き方に悩んでいませんか?

転職初心者にとって、「職務経歴書の自己PRの書き方がわからない」と悩むのは自然なことです。

僕自身も、初めての転職活動で書類を作成する際、自己PR欄で手が止まりました。
自分には“アピールできるような実績”がない、何をPRしていいかわからない。

でもあるとき、「実績がない」のではなく、「自分では気づけていない」だけだと気づきました。

この記事では、
未経験・初心者でも書ける自己PRの作り方を、見つけ方→書き方→具体例の順で
丁寧に解説します。

経験が浅い方こそ、読み終わったあとに自分の魅力を再発見できるはずです。

関連記事:職務経歴書の正しい書き方とは?実際に使ったフォーマットを公開

職務経歴書の自己PRはなぜ重要?

自己PRは、あなたが「どんな人なのか」「どのように会社に貢献できるのか」を伝える
重要なパートです。

特に20〜30代の若手層や未経験転職では、職歴よりもポテンシャルや人柄が重視されます。
採用担当者は、経歴以上に「この人と働きたい」と思えるかを見ています。

だからこそ、自己PRはあなたの“人間性”や“仕事に向き合う姿勢”を伝えるチャンスなんです。

職務経歴書の自己PRに書く内容とは?

「書けることがない…」と思ってしまう人の多くは、成果を“数字”で語れないことに
不安を感じているはず。
でも、職務経歴書に書けるのは実績だけではありません。

たとえば、
・周囲との関係構築が得意だった
・ミスを減らすために工夫していた
・愚痴をこぼす人の話をよく聞いていた

こうした“小さな行動”こそ、信頼や成果の土台になっていることが多いです。

職務経歴書では、そういった積み重ねを「あなたらしい強み」として伝えることが重要です。

職務経歴書 自己PRの書き方【3ステップで解説】

過去の経験を振り返る

まずは「自分がどんな経験をしてきたか」を書き出してみましょう。

業務内容だけでなく、「どんなことを意識していたか」「どんな声をかけられたか」なども
ヒントになります。

強みを見つける

僕の場合は、円滑な人間関係を築くコミュニケーション力が強みでした。

会話の中で相手の興味を引き出すことで、部署や年齢を問わず早く信頼を得ることができました。

上司に言いづらい相談を受けたり、チームの間をつなぐ役割を自然に担うようになり、
結果的にチームリーダーを任されました。

文章の型に当てはめて書く

自己PRには型があります。

【結論】 → 【理由・エピソード】 → 【応募先での活かし方】

この順で書くことで、読み手にスッと伝わります。

職務経歴書 自己PRのOK例・NG例を比較

NG例
私は責任感があり、仕事には真面目に取り組んできました。

今後も努力を続けていきたいです。

→ 抽象的すぎて、どんな場面でどう努力したかが伝わりません。

OK例(僕の実体験ベース)
私は信頼関係を築くコミュニケーションが得意です。
前職では、話題の引き出し方を意識し、年齢や立場に関係なく早く打ち解けるように

工夫してきました。
その結果、業務や人間関係の相談を多く受け、リーダーとしてチームの橋渡しを

担うことになりました。
悩みをもとに業務改善を提案し、歩留まりを75%から85%へ改善した経験もあります。
この経験を活かし、御社でも信頼される存在として貢献したいと考えています。

職務経歴書 自己PRでよくある悩みQ&A

Q:実績がなくて書けない場合はどうすれば?
→ 小さな行動や心がけ、周囲からの評価を思い出してみましょう。

Q:コミュニケーション能力ってPRになる?
→ 具体的な場面(誰と、どう信頼関係を築いたか)を書けば、十分強みになります。

Q:テンプレだけに頼ってもいい?
→ 書き出しのヒントには使えますが、自分の言葉でカスタマイズすることで説得力が増します。

・職務経歴書の見本をもっと見たい方はこちら

まとめ 職務経歴書の自己PRは“視点”がカギ

自分の実績というのは、自分では見えづらいものです。

でも、働いていれば必ず、小さな信頼や工夫の積み重ねがあります。
職務経歴書の自己PRでは、「実績があるかどうか」ではなく、
それをどう伝えるか・どう振り返るかが大切です。

あなたの強みを見つけ、言葉にして、自信を持って伝えていきましょう!

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