年間休日120日ってそんなに違うの?
正直、昔の僕はそう思っていました。
でも実際に転職して年間休日が105日から120日になった今、
その15日の違いが、生活も気持ちもガラッと変えてくれたと実感しています。
この記事では、ブラック企業時代の僕の経験と、
転職後にどんな変化があったのかをリアルにお伝えします。
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年間休日105日の現実 「休みがあるのに、休めない」働き方
僕が最初に働いた会社は、年間休日105日。
一見すると週休2日ですが、実際の休みは水曜+日曜。
さらに、祝日はすべて出勤。GW・お盆は休みゼロで、年末年始も数日だけ。
正直、カレンダーとは全く違う世界で生きているような感覚でした。
有給も形だけあって、体調不良のときにしか使えない雰囲気。
理由のある休暇すら遠慮する空気が、常にまとわりついていました。
予定が合わず、体も休まらない毎日
水曜休みだと、友人と予定がまったく合いません。
土日にみんなが出かけている中、自分は水曜に一人で休む。
休日はあっても、疲れを取るだけで終わる1日。
趣味や外出なんて考えられず、家で寝ていることが多かったです。
「せっかくの休みなのに、何もできないな…」
そんな気持ちが、だんだんと心に溜まっていきました。
世間が休んでいるときに働くつらさは想像以上だった
GWやお盆の時期になると、SNSは旅行や帰省で盛り上がる季節。
でも僕はいつも通り出勤していて、誰とも予定が合わず、どこにも行けない。
「また今年もか…」
そんな思いを繰り返しながら、働くことがどんどん義務に変わっていく感覚がありました。
年間休日が120日になって変わった、働き方と生活のバランス
転職後、現在の職場では年間休日が120日以上。
基本は土日休みで、たまに祝日出勤もありますが、その分連休に休みがつながって、
世間より少し長く休めています。
これだけでも、心身の疲れ方がまるで違います。
「ちゃんと休めるって、こういうことだったんだ」
そんな当たり前の感覚を、転職してからようやく取り戻せた気がします。
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有給を自由に使えるようになって感じた安心感
有給も自由に使えるようになりました。
理由を伝える必要もなく、好きなタイミングで取得できます。
大型連休に有給を合わせて、海外旅行に行く社員も多く見かけます。
「仕事を休んでも責められない」
その安心感だけでも、仕事への向き合い方が前向きになるんだと気づかされました。
年間休日が120日に増えて実感した3つのポジティブな変化
疲れがたまりにくくなった
まず、日常がぐっと楽になりました。
以前は週の後半になると疲れが限界で、気力も集中力も落ちていました。
今はしっかりとリフレッシュできるので、自然と仕事の質も上がった気がします。
休日に趣味の時間を心から楽しめるように
僕は料理作りや釣り、映画鑑賞などが好きなんですが、
以前はそれらを楽しむ時間も気力もありませんでした。
昔は、趣味を楽しむ時間なんてなくて、自分には縁のない話だと思っていました。
でも今は、自分の「好き」に堂々と時間を使えることに幸せを感じています。
人にも、自分にも優しくなれた
心に余裕ができると、自然と人にも優しくなれます。
イライラすることが減って、職場でもプライベートでも穏やかに過ごせるようになりました。
「自分を大切にすることが、人との関係にもつながっていく」
そんなことを、身をもって実感しています。
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たった15日でも、人生を変えるだけの違いがあった
「たかが15日」なんて、今ではとても思えません。
年間休日105日と120日では、働き方も生活の満足度もまるで違う。
あのとき転職していなかったら、今もずっと、
「どこにも行けない」「ただ寝るだけの休日」を繰り返していたかもしれません。
ほんの少し勇気を出して動いたことが、人生の充実度を一気に引き上げてくれたと本気で思っています。
今の働き方に迷いがあるあなたへ
もし今、あなたが「仕事ばかりでなんとなく毎日がしんどいな」と感じているなら、
それはきっと、心と体からのサインだと思います。
僕もかつては、「休日を楽しむなんて自分には無縁」「我慢が当たり前」と思い込んでいました。
でも、働き方を変えることで、見える景色は本当に変わります。
仕事も大切だけど、それ以上に、自分の時間や人生を大切にしていいんです。
転職がすべてを解決してくれるわけではないけれど、
「ちゃんと休める場所」を選ぶことで、人生が少しずつ整っていくこともあります。
僕がそうだったように、あなたにも、より良い毎日が待っているはずです。
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