未経験職種に転職は無理?営業職から開発職に転職できた理由

未経験職種に転職した男性 転職

営業職から未経験職種に転職するのは、本当にできるのか?

これは、かつての僕が強く悩んでいたテーマです。

・営業がしんどい…でも他にできる仕事なんてあるのかな
・未経験で転職なんて無理じゃないか…

そう思って動けずにいた時期もありました。

でも今、僕は開発職として、自分が考えた味の商品が全国のスーパーやコンビニに並び、SNSで
「おいしかった!」という声を見かけるたび、心からやりがいを感じています。

この記事では、僕が営業職から未経験職種(商品開発職)に転職したリアルな体験談を
お伝えします。

今の仕事に違和感を持っている方にとって、少しでも参考になればうれしいです。

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営業職に限界を感じた僕の悩み

営業職から未経験転職を考えたきっかけは、
営業らしい仕事ができていない」と感じたことでした。

当時は食品メーカーでルート営業をしていて、既存の取引先に商品を配達する仕事がメイン。
新商品の提案もしていましたが、1社にかけられる時間はわずか1〜2分。
提案というより、ただの納品に近いものでした。

さらに会社はブラック体質で、長時間労働、未払い残業、休憩なしが当たり前。
心も身体もすり減っていく中で、「営業って、こんなにつらい仕事なのか…」と感じるように
なりました。

やがて営業そのものに苦手意識を持ち、「別の仕事がしたい」と思うようになったんです。

営業職から未経験職種に転職したいと思った理由

僕が選んだのは「モノづくり」に関わる仕事。

昔から細かい作業や、手を動かして何かを作ることが好きでした。
小学生の頃は図工が得意で、料理も小学生のうちに始めていました。
大学時代には豚骨を買ってスープを自作し、麺まで手打ちするほど料理に夢中でした。

自分の中にある「作ることが好き」という原点に気づき、
「自分が作ったものを、世の中に届けたい」と思ったんです。

営業のように“売る”仕事よりも、“生み出す”仕事のほうが自分に合っている。

そう確信して、未経験でも飛び込む決意をしました。

関連記事:自分に合った仕事の見つけ方

営業職から未経験職種へ転職するために実践したこと

僕が未経験職種に転職できた一番の武器は、「若さ」でした。
当時24歳という年齢だったからこそ、ポテンシャル採用に望みをかけられました。

面接では、営業職で鍛えたコミュニケーション力や体力をアピール。

「売る」側の立場にいた経験を活かして、
「今度は作る側として商品に関わりたい」と志望動機を伝えました。

また、書類も1社1社の求人に合わせてカスタマイズ。
前職の経験を活かせる部分をしっかり見つけて、具体的に表現しました。

未経験だからこそ、自分の強みを言語化することが大切だと実感しました。

営業職から未経験職種に転職する際に使った転職サービス

僕が使った転職サイト・エージェントは次の3つです。
・リクナビNEXT
・リクルートエージェント
・doda

中でもリクルートエージェントは、
非公開求人の数が多く、面談で自分の希望をしっかり伝えられたのが良かったです。

複数のサービスを併用することで、選択肢の幅が大きく広がったと感じました。

関連記事:リクルートエージェントの評判と特徴まとめ 非公開求人が魅力

未経験転職後に感じたやりがいと働きやすさ

今は開発職として働いていますが、毎日がとても充実しています。

自分が考えた味の商品が、全国のスーパーやコンビニに並び、SNSで「美味しかった」と
投稿されているのを見たときの感動は、言葉にできません。
職場の人間関係も良好で、みんながお互いに敬意を持って接しています。

ギスギスした雰囲気は一切なく、のびのびと働ける環境です。
・残業は月7時間未満
・年間休日は120日以上
・有給も自由に取得可能(理由不要)
・年収も50万円ほどアップ

かつて苦しんでいた頃の自分に、「思い切って転職してよかった」と胸を張って言えます。

営業職から未経験転職を成功させるためのステップ

とはいえ、いきなり今のようなホワイト企業に入れたわけではありません。

最初に転職したのは、小さな食品製造業の会社でした。
待遇は良くなかったものの、「未経験でも実務経験を積める環境」だったのが決め手です。
そこで1年ほど経験を積み、最終的には現在のホワイト企業に就職できました。

未経験からいきなり条件の良い会社に入るのは、正直ハードルが高いです。

まずは小さな会社や派遣でも経験を積むことをおすすめします。
「経験を積む→実績をもとに次の転職」というステップを踏めば、キャリアチェンジの道はしっかり開けます。

今の仕事がつらいあなたへ伝えたいこと

今の仕事がつらい。でも転職は不安。

そんなふうに悩んでいるのは、かつての僕も同じでした。

でも、ほんの少し勇気を出して動いてみたことで、人生が大きく変わりました。

特に未経験転職は、若いうちに動くことが本当に大切です。
年齢を重ねるごとに、未経験職種への転職は難しくなります。

今の仕事に違和感があるなら、その気持ちはきっと本物です。
行動するかどうかで、これからの未来は大きく変わります。

関連記事:転職活動で一番大切なのはメンタル 僕が続けた3つの習慣

まとめ

・今の仕事が合わないと感じたら、未経験職種も視野に入れてみよう
・最初は小さな会社で経験を積むのが、現実的で効果的なルート
・若いうちの挑戦が、未来の自分を救ってくれる

未経験でも転職は十分に可能です。

僕自身がそうだったように、「今の自分にできることから始める」ことで、道は必ず開けていきます。だからこそ、少しでも若いうちに一歩踏み出してみてください。

迷いながらでも大丈夫。小さな一歩が、未来を大きく変えるきっかけになります。

あなたの挑戦を、心から応援しています。

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