公務員を諦めた僕が第二新卒で再出発した話

公務員を諦めて第二新卒から再スタートする人 第二新卒

公務員試験に落ちた僕は、第二新卒として民間企業へ就職し、遠回りしながらもキャリアを
築いてきました。

大学卒業後、地元の市役所や県警を目指して2年間公務員浪人を続けましたが、
最終面接で不合格という結果に。

「これだけ努力してもダメなのか」と、自信も希望も失いかけました。

でも、諦めきれずに踏み出した第二新卒としての一歩が、人生を大きく変える転機となりました。

この記事では、公務員浪人を経て第二新卒で再出発した僕のリアルな経験をお伝えします。

同じように悩んでいる方にとって、少しでも希望の光になれば嬉しいです。

公務員を目指した理由と、2年間の公務員浪人生活

僕が公務員を目指したのは、
「地元に貢献したい」「安定した職に就きたい」という想いからでした。
民間就職という選択肢は、当時の自分にはまったく頭にありませんでした。

しかし、大学時代は最低限しか勉強してこなかったため、試験勉強は非常にハードでした。
公務員予備校にほぼ毎日通い、朝から晩まで1日12時間の勉強を続けました。

市役所は計3回、県警は2回受験しましたが、いずれも最終面接で不合格。

結果が出ないまま2年が経ち、
「なぜこんなに努力したのに報われないのか」と、深く落ち込みました。

公務員試験に落ちた僕が、第二新卒として選んだ民間就職

2年目の市役所試験で落ちたとき、自分の限界を感じました。
全力を尽くしてダメだった経験が、諦めのきっかけになりました。

それでも「自分には何も残っていないのでは」と絶望しました。

卒業後2年間の空白が、民間就職において大きなハンデになると思っていたからです。

そんな中、ある第二新卒・既卒向けの合同説明会に参加しました。

料理が好きだったこともあり、
食品業界に興味を持ち、乳製品メーカーのルート営業に応募しました。

そして内定の連絡を受けたとき、
「まだ自分にも社会的な価値があるんだ」と、少し救われた気持ちになりました。

公務員不合格後、第二新卒で入社した会社はブラック企業だった

期待と不安を胸に入社した会社でしたが、現実は過酷そのものでした。

朝5時始業、昼休憩なし、残業は月100時間を超え、荷積み・営業・配送を
すべて一人でこなす日々。
営業というよりも、体力仕事に近い業務内容。

次第に心も体も追い込まれていき、心療内科では「抑うつ」と診断されました。
このままでは本当に壊れてしまう。

そう気づいたとき、ようやく転職を決意することができました。

関連記事:ブラック企業の辞めるべきサイン7選 このままだとヤバい!

第二新卒での転職活動を経て、最後にホワイト企業へたどり着いた話

転職活動は不安だらけでしたが、リクナビNEXTやdodaなどに登録し、一から企業を探しました。

空白期間やブラック企業での経験に引け目を感じていましたが、
体力や根気、責任感といった強みをアピールしました。

その結果、3度の転職を経て現在はホワイト企業でお菓子の商品開発職として働いています。

年間休日120日以上、有給も自由に取得でき、残業も月7時間程度。
人間関係も穏やかで、自分の意見が言える風通しの良い職場です。

あの2年間の勉強があったからこそ、
SPI試験も苦ではなく、転職を有利に進めることができました。

ブラック企業での過酷な毎日については、別記事でも詳しく紹介しています。
関連記事:僕がブラック企業を抜け出しホワイト企業に転職成功するまで

公務員を諦めたあなたへ 第二新卒でもやり直せる理由

僕のように、公務員試験に落ちて落ち込んでいる人は少なくないと思います。

ですが、公務員を諦めてでも第二新卒としての再出発には、大きな可能性があります。

僕がオススメするのは「Re就活エージェント」です。

20代・既卒・第二新卒に特化しており、
未経験歓迎の求人が多く、担当者がとても親身です。
自分の強みやキャリアの方向性がわからなくても、一緒に整理してくれます。

「もうダメかも」と感じている方にこそ、まずは話を聞いてみてほしいです。

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関連記事:Re就活エージェントの使い方 転職初心者必見!

まとめ 公務員浪人と第二新卒の経験は決して無駄じゃない

公務員試験に落ちた経験も、ブラック企業での挫折も、すべてが今の自分をつくっています。
努力の結果は、すぐには出ないかもしれません。
でも、努力したことは必ず“どこか”で活きてきます

一度でうまくいかなくても大丈夫。

遠回りをした分、得られる経験や気づきも多いものです。

僕の経験が、今つらい思いをしている誰かの背中を押せたら、これ以上の喜びはありません。

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