会社の辞め時って、どんな時なんだろう?
働いていると、ふとそんな疑問が頭をよぎることがあります。
僕はこれまでに3回の転職を経験しました。
振り返ると、それぞれの職場で「もう限界だな」と思う瞬間がありました。
この記事では、僕が実際に感じた「会社を辞めるべきサイン」と、
辞めた後にどう変わったかをお伝えします。
※ブラック企業の特徴や限界サインを知りたい方は、こちらの記事も参考になります。
→ ブラック企業の辞めるべきサイン7選 このままだとヤバい!
僕が感じた“会社の辞め時”5つのサイン
休日でも仕事のことが頭から離れない
1社目では、休日になっても仕事のことが頭から離れず、心がまったく休まりませんでした。
「休んでいても気が休まらない」これは明確な会社の辞め時のサインでした。
朝の目覚めが絶望感から始まる
ベッドから起き上がる瞬間、「また仕事か…」と絶望感を感じる。
そんな朝が続いていました。次第に眠れなくなり、心療内科では抑うつと診断されました。
身体の異変は、心が限界を迎えているサインです。
信頼できる人がいない職場環境
2社目では、労働時間中のケガを「労災として報告するな」と上司に言われました。
理不尽な命令に従わざるを得ない環境。やり方も知らない作業を強要され、質問すると不機嫌に。
毎日怒られるだけの職場に、信頼関係などありませんでした。
条件が良くても心がついていかない
3社目では、残業が減り、休日も増えました。
でも、業務量が多く、給料が低いため、常に心がすり減っていました。
いくら条件が整っていても、心が「もう無理だ」と感じるなら、それは辞め時かもしれません。
自分の未来が見えなくなったとき
「このままここで働き続けて、自分はどうなるんだろう?」
そう考えたとき、何もイメージできませんでした。
自分の未来が描けなくなったら、それも立派な会社の辞め時のサインです。
もし職場環境に強いストレスや不安を感じている場合は、
厚生労働省の「労働条件相談ほっとライン」などを活用してみるのも一つの方法です。
→ 労働条件相談ほっとラインはこちら
僕が会社を辞めてよかったと感じた瞬間
1社目を辞めたとき
次の仕事は決まっていませんでしたが、辞めた瞬間にストレスから解放されました。
不安はあっても、それ以上に「やっと終わった」という安心感がありました。
2社目・3社目を辞めたとき
2社目と3社目は、次の会社が決まった状態での退職だったので、前向きな気持ちでした。
3社目から4社目への転職では、念願だった食品開発の仕事に挑戦できるワクワク感がありました。
※ブラック企業から抜け出して理想の職場に出会うまでの実体験はこちらでも紹介しています。
→僕がブラック企業を抜け出しホワイト企業に転職成功するまで
転職後に手に入れた“理想の働き方”
今、僕は食品メーカーで商品開発の仕事をしています。
・残業は月7時間程度
・自分のアイデアが形になり、全国の人に届くやりがい
・職場の人間関係も良好で、気を使いすぎることもない
あのとき「会社の辞め時」を見逃さずに行動したからこそ、今の満足できる環境に出会えました。
まとめ 会社の辞め時は、あなたの心と体が教えてくれる
会社を辞めるべきか悩んでいるとき、すでに心や体はサインを出していることがあります。
僕は3回の転職を通して、「辞めたい」と思ったときには必ず理由がありました。
・休日も心が休まらない
・朝起きるのがつらい
・体調を崩してしまう
・信頼できない人間関係
・自分の未来が見えなくなる
これらはすべて、僕が経験した「会社の辞め時」のサインです。
今、僕はやりがいのある仕事と働きやすい職場に出会えました。
あのとき、勇気を出して行動したからこそ、自分を大切にできる今があります。
会社の辞め時を見極めることは、明るい未来への第一歩です。
転職をマイナスに捉えず、自分の人生をより良くするための挑戦として、
一歩を踏み出してほしい。
あなたが、自分らしく働ける場所に出会えることを、心から願っています。
※会社の辞め時を見極めたあとの「退職準備」に不安がある方はこちらの記事も参考になります。
→ ブラック企業を辞める方法!退職前にやっておくべき準備5選