転職したいのに動けないあなたへ
「このままの職場でいいのかな…」
そう思いながらも、なかなか行動に移せない。
そんな悩みを抱えている人は、あなただけではありません。
僕自身、転職したいのに動けなかった時期がありました。
特別なスキルもなく、経歴に自信もない。むしろ「自分なんて…」と思っていたくらいです。
この記事では、転職できない人の共通点を実体験を交えて解説します。
さらに、そこから抜け出して行動できるようになった僕の体験をもとに、「行動できる人との違い」や「最初の一歩の踏み出し方」もお伝えします。
関連記事:転職活動に疲れたあなたへ|心が軽くなる休み方と前に進むコツ
転職できない人の共通点とは?
転職したいと思いながらも、一歩を踏み出せない人にはいくつかの共通点があります。
まず多いのが、「完璧を求めすぎること」。
「このスキルがないとダメ」「もっと準備してから」と、頭で考えすぎて行動が止まってしまうんです。
僕もそうでした。
公務員試験に失敗して就職した1社目はブラック企業。毎日トラックで配送していましたが、スキルもキャリアも積めていない感覚がありました。
「こんな経歴じゃ転職できない」と、自分の可能性を最初から狭めてしまっていたのです。
転職できない理由|僕が動けなかった日々
僕が転職できなかった理由はシンプルです。
「自信がなかった」から。
スキルもない、経歴にも穴がある、学歴や資格も武器にはならない。
だから焦って、不安になって、頭の中でグルグルと考えるだけ。求人を見ては閉じ、また開いて…の繰り返し。
周りの人と比べては「自分だけ取り残されてる」と感じ、余計に行動できなくなっていきました。
心のどこかで「どうせ落ちる」と思っていたのかもしれません。
行動できたきっかけは“崖っぷち”だった
そんな僕が転職に踏み出せたのは、心が限界を超えたときでした。
毎日早朝から夜遅くまで働き、休憩も満足に取れず、ついには心療内科で「抑うつ状態」と診断されました。
もうこれ以上は無理だ、限界だと感じた瞬間、逆に「もう進むしかない」と腹を括れたんです。
家族や友人に相談したら、みんな口をそろえて「すぐ辞めるべき」と言ってくれました。
先のことは決まっていませんでしたが、まずは勇気を出して会社を辞めることを選びました。
辞めたあとは、不思議なくらいの解放感に包まれました。
行動できるようになって起きた変化
最初の転職を経験して思ったのは、「やってみれば案外どうにかなる」ということでした。
僕は、未経験でも応募できる製造職に転職しました。完璧な経歴やスキルがなくても、意欲や人柄を評価してくれる会社はちゃんとあるんです。
そこから僕は変わりました。
転職を重ねるごとに自信が育ち、
趣味やさまざまなことに挑戦していくうちに、少しずつ自信が持てるようになったんです。
挑戦 → 成功 → 自信 → 次の挑戦へ。
この行動の好循環が、人生を動かしてくれました。
関連記事:【後悔ゼロ】転職してよかったと心から思えた瞬間5選|体験談あり
行動できる人とできない人の違いとは?
僕なりに考える、行動できる人とできない人の違いはとてもシンプルです。
それは「とりあえずやってみるかどうか」。
行動できる人は、準備が万全じゃなくてもまず動きます。
完璧じゃなくても応募して、話を聞いてみて、それから考える。
逆に行動できない人は、最初の一歩を踏み出す前に「やる意味があるか」「失敗したらどうしよう」と頭で考えすぎてしまう。
過去の僕もそうでした。だからこそ今伝えたいのは、「やってみてから考えればいい」ということです。
今、転職できずに悩んでいるあなたへ
「動きたいのに動けない」
そんな自分を責めないでください。僕もそうだったから、気持ちは痛いほどわかります。
でも、完璧じゃなくていいんです。まずはスタートすることが大切。
転職活動も、「とりあえず応募してみる」「話を聞いてみる」で十分。
内定をもらってから、受けるか断るかを考えてもいいんです。
考えすぎて止まるより、動いてみることが未来を変える一歩になります。
おわりに 挑戦の先にあるリターンを信じて
挑戦には確かにリスクがあります。
でもその先には、今のあなたには想像できないような「自由や希望」が待っているかもしれません。
僕もあのとき、一歩を踏み出していなければ、今の自分にはなれなかったと思います。
だから伝えたい。
どうか挑戦することを恐れないでください。
行動することが、人生を動かす第一歩になります。
コメント