転職しないリスクに気づいていますか? 現状維持の裏にある損失

転職しないリスクに気が付いた男性 マインドセット

「転職はリスクがある」

そう思って、今の職場に踏みとどまっている人は多いはずです。

実際、僕自身もそうでした。
ですがある日、ふと考えたんです。

「じゃあ、転職しないことにはリスクはないのか?」

答えは、NOでした。
むしろ僕は、転職しないという選択によって、大切なものをたくさん失っていたのです。

この記事では、かつての僕のように、転職を迷っている人に向けて“転職しないリスク”の正体をお伝えします。

関連記事:転職なんて無理?そう感じたときに知ってほしい3つのこと


転職のリスクは分かりやすい。でも「転職しないリスク」は見えにくい

転職には、不安がつきものです。

新しい職場でうまくやれるか。
収入が下がるかもしれない。
またブラックだったらどうしよう……。

こうした「転職のリスク」は、多くの人が敏感に察知します。
それ自体は自然な感情であり、悪いことではありません。

でも、その一方で――
“転職しないリスク”は意外と見落とされがちです。

そしてその見えにくいリスクこそが、じわじわと人生を蝕んでいきます。

関連記事:転職が怖いと感じるあなたへ 初めての一歩を支える言葉


僕は転職しないことで、心を壊しました

僕がかつて勤めていた会社では、毎月100時間以上の残業がありました。

しかも、それがみなし残業扱いで30時間以上の残業代は一切支払われないタダ働き。

休日出勤も当たり前で、有給も自由に取れない。
仕事は終わらないのに、自由な時間もほとんどない。

でもその頃の僕は、
「これが社会人ってものだ」と自分に言い聞かせて、働き続けていました。

気づいた時には、心療内科で“抑うつ状態”と診断されていました。

頭では「辞めたい」と思っていても、
行動に移せなかった自分を、今でも悔やんでいます。


転職しないことで失う“見えない資産”

転職しない選択をすることで、失うものは給与だけではありません。

・自由な時間
・心の余裕
・本来得られるはずだったスキルや経験
・そして、自分の市場価値に気づく機会

実際に転職して、労働環境が改善された今、僕はこう思います。

「もっと早く動いていれば、人生はもっと早く楽になっていた」と。

趣味を楽しむ時間もできて、
料理や映画、旅行を心から楽しめるようになった。

「これが本当の人生だったのか」と、初めて実感できたんです。

関連記事:年間休日105日から120日になったら?転職で劇的に変わった生活と心のゆとり


転職しないリスクに気づけるかどうかが、人生の分かれ道になる

人は、変化のリスクばかりに目が向きます。

でも本当に怖いのは、
“動かないことで気づかないうちに削られていく人生”ではないでしょうか?

気づかぬうちにキャリアは停滞し、心は疲弊し、
「自分にはこの程度の環境が合っている」と、思い込むようになる。

これは、行動を避けた代償として生じる、見えないリスクです。


広い視野を持てば、行動の価値に気づける

僕はこの記事で、「転職しないのは間違いだ」と言いたいわけではありません。

ただ、どんな選択にも必ずリスクはあるということ。
そしてそのリスクは、目に見えるものだけではないということです。

行動を躊躇するときは、「転職の不安」だけでなく
「現状にとどまるリスク」も一緒に見てみてください。

このように広い視野で物事を考える力は、
仕事の問題解決や人間関係にも応用できる重要なスキルです。

だからこそ、まずは自分の人生に対して
「本当にこのままでいいのか?」と問い直してみてほしいのです。


まとめ

転職には確かに勇気がいります。
でも、勇気がいるのは「動くとき」だけです。

動かないままでいると、いつまでも悩み続けることになります。

僕は、あの時一歩踏み出したことで、
自分の市場価値に気づき、心のゆとりと自由な時間を手に入れることができました。

どんな選択にもリスクはある。
だからこそ、広い視点でリスクを見極め、自分の意思で未来を選ぶことが大切です。

あなたがその一歩を踏み出せたとき、見える景色はきっと変わります。

関連記事:ブラック企業のデメリットとは?働き続けるリスク

コメント

タイトルとURLをコピーしました