志望動機の見つけ方とは?転職成功者が実践した自己分析術

志望動機の見つけ方に悩んでいる人 志望動機

志望動機の見つけ方がわからない。そんなあなたへ
転職活動を始めた頃、僕もまったく同じ悩みを抱えていました。

いざ志望動機を書こうとしても、何をどう書けばいいのか分かりませんでした。

ネットで調べて出てきた言葉を並べてみても、どれもピンとこない。

「企業理念に共感しました」「成長できる環境に魅力を感じました」。

そんな言葉しか出てこず、自分の気持ちをうまく表現できませんでした。

今振り返れば、原因は明確です。
自己分析が浅かったからです。

この記事では、「志望動機が見つからない」と悩んでいる方へ向けて、
自分らしい志望動機を見つける方法を紹介します。

志望動機の見つけ方 自分を知ることがすべての出発点

僕が最初にやったのは、自分の過去を1年ごとに振り返る作業です。

記憶にある幼少期から今に至るまで、1年ずつ「何が嬉しかったか」「何が嫌だったか」を
思い出して書き出していきました。

・夢中になれたこと
・やっていて楽しかったこと

・苦手だった人や環境
・悔しかったことやモヤモヤした出来事

こうして書き出してみると、意外な共通点が見えてきました。

例えば僕の場合は、

料理をしている時間が楽しかった
何かを作り上げるのが好きだった

逆に、

・「理不尽な上下関係が苦手だった」
・「休日に趣味を楽しむ時間がないことはストレスだった」

という点も浮かび上がってきました。

これらをもとに、
「どんな働き方が自分に合うか」「どんな環境では力を発揮できないか」が明確になりました。

「譲れない条件」を整理する

自己分析の結果、僕は次のような条件を大切にしていることに気づきました。

・趣味を楽しむためにワークライフバランスを大切にしたい
・自分の得意なこと(料理やものづくり)を仕事に活かしたい
・穏やかな人間関係の職場で働きたい

このように「譲れない条件」を明確にすることで、企業選びの軸ができます。

どんな企業を選ぶかも、どんな志望動機を書くかも、すべては
この軸をもとに考えられるようになります。

企業研究を徹底する

企業選びの軸が決まったら、次は企業研究です。

僕は、転職会議や企業ホームページを何度も読みました。
商品やサービスだけでなく、働いている社員の声や社内制度も確認しました。

以前は、企業研究をせずにブラック企業に入ってしまった経験があります。

だからこそ今回は、納得できるまで徹底的に調べたんです。

調べていくうちに、
「ここなら自分に合っている」と感じる企業が自然と絞れてきます。
すると、その企業に入りたい理由(=志望動機)も、

言葉にしやすくなっていきました。

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僕が実際に語った志望動機の一例

ここで、僕が転職活動の中で実際に使った志望動機の例を紹介します。

●食品業界(商品開発職)の場合

「僕は昔から料理が好きで、大学時代には豚骨ラーメンを自作したこともあります。
貴社のお菓子は子どもの頃から食べていた大好きな商品で、
自分のアイデアを活かしてヒット商品を生み出したいという強い思いがあります。」

●製造業(ものづくり職)の場合

「ものづくりが好きで、自分が手がけた商品が世の中に出ることにやりがいを感じています。現場での作業を通じてスキルを磨き、長くモノづくりの仕事に関わっていきたいと思っています。」

どちらも、自分の経験と企業の特徴をしっかり結びつけて話すように心がけました。

テンプレートではなく、自分の言葉で伝えることが大切だと感じました。

志望動機の見つけ方に悩む人へ

志望動機が書けないと悩んでいる人は、本当にたくさんいます。

でも、それはあなただけではありません。

志望動機が思いつかないのは、自分自身をまだ深く理解できていないだけです。

そして、それはこれからいくらでも掘り下げられます。

時間はかかるかもしれません。

でも、1年ごとの振り返りを通して「何が好きか」「何が嫌か」を整理していけば、
きっとあなただけの志望動機が見えてくるはずです。

自分に合った会社に出会うためにも、まずは自分としっかり向き合ってみてください。

その先に、本当に納得できる志望動機が待っていると思います。

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